うるくのコネタ
戦前、戦後のうるくの古写真をもとにご紹介する歴史ネタや、普段通り過ぎてしまいがちな史跡などをご紹介。うるくの昔と今を知るきっかけに、そしてアーカイブとして残していければと思います。赤嶺に沖縄で初めてのレンガ校舎『当間学校』があったってよ~!
赤嶺駅の目の前、赤嶺2丁目付近には戦前、小禄尋常高等小学校(通称:当間学校)があったそうです。
1880年(明治31)に小禄間切番所内(現字小禄)に置かれ、1891年(明治24)頃、赤嶺村(現在地)に移され、その所在地から当間学校と呼ばれていたそうです。
1923年(大正12)に改装され、赤レンガ造りの2階建て校舎2棟が建設されました。
沖縄県で初めてのレンガ校舎で『レンガ造りの当間学校』として有名になったそう。
残念ながら沖縄戦により焼失し、一帯は米軍基地となりましたが、その後の返還による区画整理事業により、小禄地区は新しいまちへと生まれ変わりました。
当間学校跡地には1986年(昭和61)、県営赤嶺市街地住宅が建設されました。
戦前、当間学校周辺は那覇と糸満を結ぶ糸満街道(現国道331号及び県道231号線)が通り、小禄村役場が置かれ、小禄村の中心地域でした。
そこに鮮やかな赤レンガ造りの校舎が建ち、こどもたちが元気に通っていたんですね。
当時の景色をカラーで見てみたいですね…。
動画でもぜひご覧ください!
【当間学校(尋常小学校)跡】
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