ぶらっと うるく
何気ない、気になる、懐かしい うるくの街角歩き今回は『小禄新町(新辻町)』をぶらっと。
ここは戦後、賑わった社交街だったそうです。
米軍人向けの社交街として造成
宇栄原3丁目界隈にある『小禄新町』は、国道231号線(那覇空港線)から入り、住宅が並ぶ路地を進んで行くとふっと現れる昭和レトロな飲み屋街。
戦後まもなくの1951年に造成されたという『小禄新町』は米軍人向けの社交街として、当初は60軒ほどの店があり、大変賑わったそうです。
『小禄新町』は主に白人相手のお店が中心で、黒人相手のお店は山下町(ペリー区)と、当時は棲み分けされていたといいます。
今も宇栄原の路地に残るかつての社交街(通称 ”年金通り”)
タイムスリップしたかのような風景。
最近はだいぶ空き地も目立つようになりましたが、長屋のように連なる飲食店はまだまだ健在。
賑わっていた当時の写真を見つけ出せなかったのですが、どれだけ賑わっていたのでしょうか。
周辺には古民家や古い建物も数多く残っており、
新しい街並みも多いうるくでは希少な地域かもしれません。
戦後の面影を残す貴重なうるくの風景の一つとして、これからも残していってほしいと思います。
動画でもご紹介しています。ぜひご覧ください!
==動画内説明テキストの一部修正==
「小禄新町は主に白人相手のお店が中心で黒人相手のお店は山下町(ペルー区)と当時は棲み分けされていたといいます」
↓
誤)
ペルー区
正)
ペリー区
■小禄新町(新辻町)
那覇市宇栄原3丁目付近