今回は終盤となった藍染の最後の工程や沖展入選などに付いてご紹介します!
「藍染」も終盤。糸は深みのある藍色へ

2025年11月中旬から毎週行ってきた「藍染」も3月下旬に終盤となりました。
真っ白だった木綿糸は何度も何度も重ねて染められ、深みのある美しい藍色へと仕上がってきました。

毎週毎週 頑張ってくれた藍の色素が落ちてきてからは、以前に染めた糸に重ね染めをしたり、次に染める糸の下染めをしたりと、藍を最後まで大切に使いきる工夫をしています。



糸染めの最後の工程「酸払い(さんばらい)」

小禄クンジーの最大の魅力である黒に近い深みのある藍色に染め終わった糸は、糸染めの最後の工程「酸払い(さんばらい)」で”色止め”をします。
「酸払い(さんばらい)」とは、酢酸を使用して、染めによりアルカリ性になっている糸を中性の状態にして水洗いすること。これにより藍の色素が定着します。




「先輩から ”洗い”がとにかく大事、と教わりました。昔は色落ちで足袋が汚れたら大変、ということもあったそうですよ」(小禄クンジー研究会メンバー談)


「沖展」に今年も入選!
先日開催された第77回沖展(2026)の織物部門にて、研究会メンバー・長嶺さんの作品が入選しました。

昨年に引き続きの研究会メンバーの入選です。
今回は「ヤシラミ織服地」(平織)で、深い藍と上品な織りが印象的で柔らかな仕上がり。
シンプルながら存在感があります。


研究会として以前から沖展への挑戦は続けてきており、小禄クンジーの認知を広げる機会として、そしてメンバーのモチベーションUPにも繋がっています。

地域の学校との繋がりも。地域の学校図書室の司書さんが来訪
小禄地域の小中学校図書室(館)の司書の皆さんが見学に来てくださいました。



地域の機織り文化を子どもたちに紹介くださると嬉しいです。
来てくださった司書さんをきっかけに、一部の小学校で小禄クンジーについて生徒さんに紹介していこうという取り組みも始まりました。もっともっと広がっていくといいですね。
染めの後は経糸の準備など

昨年11月より行ってきた藍染も終わり、染めた糸をのりづけ・糸巻きし、経糸にする準備をしていきます。
また外部イベント『手しごと市 / 2026年6月20日(土)・21日(日)開催』に出店予定です。
小禄クンジーのコースターやテーブルマット、アクセサリーなど様々な商品が多数並びますので、ぜひこの機会に小禄クンジーに触れてみてください。

詳細は沖縄民藝協会さんのインスタグラムにてご確認ください!
@mingei.okinawa
それではまた次回の『小禄クンジー研究会だより』をお楽しみに。



\ お家に眠っているクンジーありませんか?/
ご実家や親戚の家などに眠っている小禄クンジーの着物等がありましたら貸してください!調査させていただきご返却いたします。
擦り切れているものや継ぎはぎだらけのものほど大歓迎です!
ぜひ研究会までご連絡ください!
動画でもぜひご覧ください

小禄クンジー研究会
作業所:那覇市小禄5-4-6 字小禄自治会館 敷地内
活動日時:毎週水曜 14:00-16:00
※見学は活動日に直接お越しください









