うるくのコネタ
戦前、戦後のうるくの古写真をもとにご紹介する歴史ネタや、普段通り過ぎてしまいがちな史跡などをご紹介。うるくの昔と今を知るきっかけに、そしてアーカイブとして残していければと思います。字小禄5丁目、県道7号線と並行する裏道に、戦前のムラガー(共同井戸)の形を残す『シマダガー』があります。
かつて字小禄には18箇所のカー(井泉)がありましたが、その大部分は沖縄戦により破壊されており、シマダガーは戦前のムラガーの形を残している数少ないカー。すぐ近くにある『アモールシガー』と共に那覇市指定史跡となっている貴重な文化財のひとつです。

農作業の帰りに手足や農具を洗う場所だった
かつてこの周辺はサトウキビ、イモ、野菜などをつくる畑が広がっておりシマダガーは主に農業用水として、そして農作業の帰りに手足や農具を洗ったりする場所として使われていたようです。



字小禄の集落の南東側、小字名「島田原(シマダバル)」にあることからその名がついているシマダガー。昔の農村生活を知る上でも貴重な史跡です。ぜひ一度、訪れてみてください。



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【シマダガー】
那覇市小禄5丁目13-23
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